ベトナムのハノイ旧市街 36通り の観光
ハノイが目的で日本から旅行するのでしたら、ハロン湾クルーズの情報などもあった方がいいのかとは思いますが、この記事では、ハノイ経由でルアンパバーンに行く人などにも読んでもらいたく、1日ハノイの旧市街を散歩するイメージでの参考になればと思ってまとめました。
ハノイ旧市街とは
旧市街の歴史は古く、1010年にハノイに都が置かれたのが始まりです。
朝廷への献上物を作る職人を呼んできて、そこから発展していきました。
献上物の内容ごとに、職人が集まりますので、ブロックごとに特色が出て、その通りは同じ商品を扱うようになりました。
旧市街は、後黎朝時代に36の坊と通りがあったことから「ハノイ36通り」とも呼ばれていますが、調理器具や食器などの専門店が連ねる浅草の「かっぱ橋道具街」のように、通りごとに扱う商品に特色があります。
15世紀頃からは華僑により商売が盛んになり発展しました。日本の中華街もそうですが、海外旅行をしていると大抵の国で中華街を見かけますが、華僑の力を併せて異郷の地で商売をしていくパワーと知恵は凄いですよね。
フランス植民地時代にフランスの影響を受けた建造物や、それ以前からの歴史的な寺なども残されていて、味わい深い雰囲気のある商業地区です。
それでは、歴史をさっと学んだところで、出かけましょう!
気合入れた観光ではなくて、NHKの番組 「世界ふれあい街歩き」のように、のんびりと異国情緒溢れる町並みを散歩するのがおすすめです。
ドンスアン市場
観光客相手の商売ではなくて、地元の人たちの日常を支える市場というのがいいですね。
ホーチミンのベンタン市場あたりとは雰囲気が違って、地元の人たち向けの店が多いです。建物の中はバイヤーの買い付けもあると思いますが、観光客ありきの市場ではありません。
日本人もスーパーマーケットが出回る前は、こういう感じで活気のある人々の日常が町に根付いていたのかなぁとか思います。
私は親戚が朝市で有名な勝浦にいたので、幼い頃夏休みに長く滞在することもありましたが、毎朝朝市に出かけて、家で食べる為の食材を買っていました。
でも今はどうでしょうか?観光客向けの側面の方が大きいかもしれませんね。
建物の中は衣類や日用品などが売られていますが、周辺では行商スタイルで、野菜、果物、魚、肉などの食料品が所狭しと並んでいます。
珍しい魚なんかを見ると、釣りをする私はついつい衝動買いしたくもなりますが、旅行者だと持て余してしまいますよね。
でも、新鮮な野菜や果物を買って、後でホテルで食べるのはアリですよ!
今どきの日本では味わえない種類の活気に溢れた雰囲気を堪能出来るので、この辺りを散歩するのはおすすめです。
西湖(タイ湖)
旧市街から飛び出ていますが、西湖まで足を延ばすのもいいかもしれません。
一周17キロメートルという大きさです。
巨大なスッポンが飾られている旧市街のホアンキエム湖から西湖の畔までは、歩いて30分くらいです。
そんなに歩けないという人は、タクシーを使えば10分もあれば着きますので、いかがでしょうか?
湖畔の散歩は、解放感があって、気持ちいいものです。
周りには食堂やカフェがたくさんあります。
濃くて甘いベトナムコーヒーの後の一服は、至福のひと時でした。
喫煙時代の思い出ですけれどね。
のんびりと行きましょうか。
ハノイ大教会
せっかくですから、遺跡っぽいところにも寄っておきましょう。
100年以上の歴史のある教会で、ホアンキエム湖の近くにあります。
フランス植民地時代に建造されたネオゴシック様式のカトリックの大聖堂です。
ホアンキエム湖
西湖までは足を延ばさなくても、旧市街を散歩するならば、ここには行っておきますか。
西湖の写真と比べると池のように感じるので、伝説の大亀の写真を載せておきます。
1968年には湖で体重250キログラムの大亀が発見され、伝説の亀とされて玉山祠に剥製が祭られている。剥製の大きさは長さ210センチメートル、幅120センチメートル。(ウェキペディアより引用)

なんか人の足が生えているような写真ですが…
ま、こんなところでどうでしょうか?
ザ・観光地を旅行するような感じではなくて、のんびりと街歩きをする感じ。
路上で売っているローカルグルメや、200円以下で食べられるフォーとか、散歩してエネルギーを消費したら気楽に美味しく補えます。
私はベトナムコーヒーも好きですし、ビールも好きですからね~。
旧市街は、通りによって、専門店が軒を連ねていたりましますので、そういうのを見るのも面白いですよね。
それでは、もう少し歩いてみますか。

喉を潤すココナッツミルク

青い空に溶けるビル 崩れやしないかと心配

この帽子は機能的だけれど、日本の首都では見かけない

美味しかったのは憶えているけれど…

細麺の特盛ですわ 日本のつけ麺のようなコシはない!

この線路はマジで電車が通る

このフォーはかなり安かった

電線の感じがいかにも東南アジア

ヘルシーな朝食

路上で美味しいものが売られている

その場で果物から作るスムージーは超美味しい!
歩いて、
汗かいて、
お腹すいて、
食べて、
飲んで、
寝る。
最高です。
バックパッカー的な旅で、ホテルは節約志向でしたが、ロケーションも良くて、小奇麗だったので、快適でした。
飛び込みで泊まるより、安いことが多いですし、やはり事前に宿が決まっている方が安心です。

部屋からの景色
コロナが収まって、ふらっと旅に出られる日が、また来るのを祈っております。
私もあなたも、日本もベトナムも、一陽来復となるのを信じています。
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