チャーリーマンガーの名言に耳を傾け、己を正す!

チャーリーマンガー 投資のヒント
チャーリーマンガー

チャーリーマンガーの名言を原文と和訳で紹介

私は投機よりのギャンブルトレードから、投資寄りへと手法を切り替えている最中なのですが、移動時間が長かったりで、落ち着いてザラ場を見られる時間が出来ると、ついついちょっとスマホをポチってデイトレなんてこともあったりしました。

そんなときは、この人の教えに耳を傾けてみたりします。

チャーリーマンガーは、バークシャーハサウェイの副会長で、ウォーレンバフェットのパートナーとして広く知られています。

彼は単なる大金持ちの投資家ではなくて、哲学者としての顔もあります。

100億円以上をミシガン大学に寄付したりしていますので、恩恵を受けた人は支持するでしょうし、いい評判を広めたことでしょう。

ソロスはアンチが多いですが、マンガーはアンチは少ない印象です。

人柄と投資スタイルからでしょうかね。

バフェットもマンガーの助言なしでは、ここまで資産を増やせなかったのではないかと思われます。

バフェットの右腕、チャーリー・マンガーは何冊か本を書いていますが、その中から名言として世間でよく取り上げられている言葉の中から、個人的に特に心に響いたものを原文も併せて紹介します。

サチャン的セレクト16チャーリーマンガーの名言

“People calculate too much and think too little.”

人々は計算しすぎ、そして、考えなさすぎます。

 

“It is remarkable how much long-term advantage people like us have gotten by trying to be consistently not stupid, instead of trying to be very intelligent.”

とても頭がよくなろうとするのではなくつて、一貫して愚かではないようにすることによって、われわれのような人たちが、どれほど長期的な利点を得たかは注目に値します。

 

“The big money is not in the buying or the selling, but in the waiting.”

大金は、売ったり買ったりの繰り返しではなくて、待っていることで得られるのです。

 

これは、私の好きな名言です。

上記は意訳ですが、売ったり買ったりの繰り返し=デイトレードやスイングトレードと言い換えられるでしょう。

マンガーは投資で巨万の富を得たのですが、投機で巨万の富を得たリバモアも同じようなことを言っていますよ!

ジェシー・リバモアの22の名言【 原文、和訳、解説 】
伝説の投機家リバモアの至極の名言(格言)を集めました。原文を掲載し、それに対する現代市場を踏まえたうえでの和訳と解説をしています。

 

“What are the secrets of success? – one word answer: ”rational”

成功の秘訣は何ですか? –「合理的」

 

“It takes the character to sit with all that cash and to do nothing. I didn’t get to where I am by going after mediocre opportunities.”

すべての現金を持って座って何もしないでいるには、そういう性格でないとできないことです。 平凡な機会を追いかけていては、自分のいる場所にはたどり着かなかったです。

 

“In my whole life, I have known no wise people (over a broad subject matter area) who didn’t read all the time — none, zero. You’d be amazed at how much Warren reads — and at how much I read. My children laugh at me. They think I’m a book with a couple of legs sticking out.”

私は、読んでいない賢い人は(幅広い分野で)知らないです。いないです。ゼロです。 ウォーレン(バフェット)がどれだけ読んだか、そして私がどれだけ読んだかを知ったら驚くでしょうね。 私の子供たちは私を笑います。 彼らは私が2本の足が突き出ている本だと思っています。

 

人間は本質的に簡単に答えを得ようとする生きものです。金を払ってでもラクしたいと思うのです。だから、あらゆるサービスが成り立つわけです。しかし、自分の頭を使って勉強しないと賢くはなれません。それを惜しまない人が賢くなれるのです。

 

“Spend each day trying to be a little wiser than you were when you woke up.〜 Slug it out one inch at a time Day by day, and at the end of the day-if you live long enough- most people get what they deserve.”

朝起きて目が覚めたときよりも、少しだけ賢くなるように毎日を過ごしてください。 毎日1インチずつでいいので、少しだけ賢くなっているように継続して頑張りましょう。長生きすることができるならば、最後の日に、ほとんどの人は、それに値するものを手に入れるでしょう。

 

“Knowing what you don’t know is more useful than being brilliant.”

自分が知らないということを知っていることは、聡明であるよりも役に立ちます。

 

私は知らないのだから、その投機や投資は控えられるのであれば、長い目で見て、自分で自分を助けていますよね。

 

“If something is too hard, we move on to something else. What could be simpler than that?”

何かが難しすぎる場合は、別のことに移ります。 それよりも簡単なことは何でしょうか?

 

“I try to get rid of people who always confidently answer questions about which they don’t have any real knowledge.”

私は、本当の知識がないのに質問に常に自信を持って答える人々を排除しようとしています。

 

“Mimicking the herd invites regression to the mean.”

群れを模倣すると、平均への回帰が招かれます。

 

“Just because you like it does not mean that the world will necessarily give it to you.”

あなたがそれを好きだからといって、世界が必ずしもあなたにそれを与えるという意味ではありません。

 

“Take a simple idea, and take it seriously.”

簡単なアイデアを真剣に受け止めてください。

 

If you keep learning all the time, you have huge advantage.

常に学び続けるのであれば、それはいずれ大きな武器になります。

 

英語で書いて私の職場のデスクのPCの下に付箋を目立たないように貼っています。

小手先のテクニックや社内政治やゴマすりでそのポストを得て、ロクに仕事もできなかった連中を見てきました。

結局のところは自己満足です。人生は。自分が納得すればいいのです。

私は、中身が伴う仕事が出来る男でありたいと思うから。

雑音なんて気にしないで、他人と比較なんかして消耗したりしないで、自分がやるべきこと、やりたいことが出来るように努力し続けて、自分の貴重な自分だけの人生を自分が納得できる人生にするように、集中すりゃいいじゃないですか!

努力が実を結んで、大きな武器を得たならば、きっと自分を助けてくれるでしょう。

 

I succeeded because I have a long attention span.

私は長期的な視点を持ち合わせていたので、成功しました。

 

私もそう思いますよ…。

逆も真実なり。私は短期的な視点しか持ち合わせていなかったので、失敗しました。

 

Any year that you don’t destroy one of your best loved idea is a probably a wasted year.

自分が最も愛しているアイデアの1つを破壊しない年は、おそらく無駄な年です。

 

例えば、ポジポジ病の人は、ポジポジするのを最も愛しているのでしょうね。

変えたり、捨てたりするのって、簡単ではないですよ。でも、その執着している考えや嗜好が、自分自身にとって悪い影響を与えていたとしたら…。

一年経って、振り返って、どう思いますか?

執着を捨てるのって、難しいけれど、捨てて得られる新しい素晴らしい何かってきっとあると思います。

サンクコストの呪縛を断ち切れ!!
サンクコスト効果とは埋没費用の誤謬のことで、過去に費やしてきたコストが大きいがために、止めるに止められずズルズルと引きずって損失を重ねていく過ちのこと。株式投資では損切が出来ない理由の一つでもある。

 

以下のチャーリーマンガー関連の本からは、投資に対する考えや向き合い方などを具体的に学ぶことができて、役に立ちました。

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