株の負け方をお伝えします
株の勝ち方を謳っている指南書は、簡単にたくさん探すことができるでしょう。
何故なら、「この情報を得たら、儲かる。だから買おう」と思ってもらいたいから。
しかしながら、教科書どおりにことが運ぶものかというものであります。
私は負けました。
上記写真の数字は、確定申告の資料で、ある年の収支です。
悲しいことに、大きく負け越しています。
勝てると思って参入して、数年で4桁溶かしました。
「溶かした」という表現はいささか違うような気がします。
騙し取られて丸裸にされた。
というのがマッチしそうです。追々書いて行きますが、初心者やバイアスに絡まってる個人の金を奪おうという罠だらけなのが、株式市場なのであります。
言葉巧みに騙すのでなくて、チャートや値動きで騙すのです。
もっと正しく書くと、自分自身の脳が、自分自身のバイアスによって、騙されて、正しいことが出来なくなった結果、借金することになっていた。
少し脱線しますが、「溶かした」にもっとも近い金の失い方を目の当たりにしたのは、もう、かれこれ20年近く前になりますかね、ソウルのウォーカーヒルカジノのルーレットで遊んでいたときのことです。
ほとんど、その場はディーラーと中国人の金持ちとの勝負になっていました。
貫禄のあるどっしりとした男でした。
不動産で一財産築いたような雰囲気というか。太いのですが、デブって感じはしません。
私は勝負は切り上げて、ほんの遊び程度のモードでしたので、目立っていたその人の打ち方を観察していました。
テーブルのほとんどがその男が張ったコインです。
賭けている枚数が違いましたね。私の何倍ものコインを毎回惜しみなく張っていく。
そして、失っていく。
本当に溶けているように見えました。
因みに、男はディーラーがボールを投げる前にどんどんと張っていくのでした。
そしてディーラーは、男の張ったコインが積まれている場所を毎回目で追っていました。
大きく張られた目は避けるように投げていたのは明らかでした。
が、当事者はそれには気が付いていない様子でした。
さて、このことは株式市場でもよくあることで、ド素人だった私はそんな感じでカモになっていました。
マリンバボーオ(意味分かりますか?答えは最後に)にカジノそして最後は株と日経平均先物ですかね?為替と商品先物だけは手を出していませんが。
中でも競馬はどっぷりと浸かっていた時期があり、毎年千万円以上賭けていましのたで、それなりに語れます。韓国の草競馬で打ったり、凱旋門賞で有名なロンシャン競馬場まで足を運びました。
旅打ちは面白いですよね。特に新潟と札幌が楽しい。
と、ギャンブルにはずっぽりハマッた経験があるので、面白い話も書けそうですが、グーグルの広告のポリシー違反のようですので、ここでは書きません。
しかしながら、株式市場は巨大カジノとは見られていないようで、違反とはならないようです。
ですので、ここでも書いていいのかなと。
ということで、人生旅の一環として、株についてもこれからは書いてみたいと思います。
特に始めのうちは他所ではあまり触れられていない「負け方」について書き進んでみたいと思っています。
善良な市民であるド素人が大口の養分になるのを防ぐ一助になるようなことをお伝えできればと思っています。
不定期連載ですが。
なお、今後このシリーズでは、ですます調でなくて口語調で書きますことを予めお伝えいたします。
答え:麻雀のマ、競輪のリン、競馬のバ、ボート(競艇)のボー、オートレースのオ(笑)