ムアンゴイの魅力 ~ラオスへ行こう!~

ムアンゴイ ラオス

私がムアンゴイに行ったのは平成の時代でしたが、行く前に読んだ有名なガイドブックには、電気が通っていない。と書かれていたので、何というか、所謂秘境を想像していました。

が、が、が、若者がノートパソコンを見ながら、そのパソコンでトランス系の音楽をガンガンかけていたのを見て、がっかりでしたwww

 

そして、もう一つ、これはがっかりというか、さんざん悩んだけれど、謎として残ったのですが、陸路がないとこれもまたガイドブックに書いてあったのですが、車を一台見たのです。

おもちゃではない。本物の!

目抜き通り(といっても上の写真の道)から外れた山に囲まれた集落のとある家の前で発見しました。

都市部から続く車が通れる道路はなさそうでしたので、どうやって運んできたのか散々悩みました。

どうやって運んできたか、コナン君に聞きたい!

ムアンゴイの景色

ムアンゴイの景色

な~んてことを言うと、これから行こうかと思っていた人は期待が半減ですか!?

そんなことはありません!

私は行ってきて良かったと思いますし、魅力は たくさんありますので、ご紹介したいと思います。

もっとも、冒険や探検が好きな人向きの旅先だと思います。

と、言うと、トンガッたバックパッカー旅自慢の人は、そんなもん探検でもなんでもねー、ただの観光地だろ。なんて、上から目線で言いそうですが、そういう自慢家は放っておきましょう。

ムアンゴイの行き方

私は、ルアンパバーンからバスでノーンキアウまで行き、ノーンキアウからボートで向かいました。

北部バスターミナルに行って、ノーンキアウまでのチケットを買い窮屈なバンに乗って道中の景色を楽しみます。

ノーンキアウに着いたら、バス停からボート乗り場まで乗り合いのトラックで移動しました。

ボート乗り場までは歩こうと思えば歩けなくもない距離です。車で5分くらいだったと記憶しています。

ボートを待っている間に、腹ごしらえしたのですが、ちょっと驚いたことがありました。

ボート乗り場の傍の食堂に入ったのですが、オーダーを取りにきた女の子(12、3歳くらい!?)が、なんと、私の料理を作りましたとさ。

自分の場所から調理場が見えましたので。フライパンを振っていました。

カレー粉を使って味付けした豚肉と玉ねぎの炒めものだったと記憶しています。

おいしかったです。本当の家庭料理ですね。

 

もう一つ驚いたのは、この方です。

ノーンキアウからルアンパバーンに戻るときのバンのドライバーです。

スコールや、山間部の過酷な山道をぎっしり満席の重たいバンを運転して私たちを無事目的地まで届けてくれました。

若い人達が働いていてえらいなぁと思いました。

私は彼の年齢のときには、未だ運転免許持っていませんでした。

もっとも、実は童顔で私が思っているより年上なのかもしれませんが。

昔の古き良き時代の日本もきっとそうでした。子供の頃に聞いた農家出身の母の子供の頃の話は、よく親の仕事の手伝いや家事の手伝いをしていましたから。

因みに私の子供の頃の家の手伝いは、床の水拭きとお米を研ぐことでした。ラオスの少年少女と比べたら簡単なことでしたね。

 

追記、この写真を撮ったときは、立小便タイムでした。

女の乗客は座ってしていましたがw 藪の中に入っていった後姿が見えました。公衆便所がないのだから仕方ないでしょう。

バス停なのか便所は無くても、場所は決まっているようで、何だったか忘れましたが、お土産物とか、スイカのような野菜を路上で売っていましたね。

のんびりしていて、いいじゃないですか。

ノーンキアウからムアンゴイまではボートで1時間弱

欧米の旅人が大勢いますが、地元の人たちだけでなくて、誰もライフジャケットを着ていません。というか、ありません。

日本で同じことしていたら、運営側はバッシングでしょうね。ヤフーニュースに載ったら、コメントでも叩かれるでしょう。

安全に配慮してもらいたいですが、規制、規則、失言でもしたものなら揚げ足取りのバッシングが多い日本は、気が利いて便利の良さがある反面、他人にも厳しくて窮屈なところもありますからね。

 

私はのんびりとして窮屈さがない雰囲気が好きです。

旅は解放感を楽しむものです。

でも、安全には細心の注意をしましょう。

話はベトナムに飛びますが、田舎町の売店でミネラルウォーターを買おうとペットボトルを手にして、違和感に気づきました。中身の水の量が違うのでした!つまり、水道水が入っているということです。

解放感を楽しむのはいいのですが、騙されないように、事故に遭わないように、気をつけてください。

ノーンキアウのボート乗り場までこのトラックで移動した

 

ムアンゴイは小さな村

ムアンゴイには観光客用のゲストハウスが何軒かあります。ということは観光地とも言えるのではないでしょうか。

もっとも、観光客というよりも旅人が多いのだとは思いますが。

アングロサクソン系のバックパッカーが多いです。日本人にも会いましたが、一人だけでした。

 

ボート乗り場を上がったところにある一本道が目抜き通りで、何軒かの質素な宿があります。

一泊500円~1000円くらいのところが多いのではないでしょうか。

私は3泊して全て宿を変えましたが、川沿いの宿のオーナーの強引で横柄な態度で嫌な気分をした記憶があるのですよね~。

そいつはひねくれた居座り欧米人でした。

トイレットペーパーが置いてなくて、掃除する人に言ったら買ってきてくれたけれど、こっちは困った思いをしたというのに、やたらと高いトイレットペーパー代を請求されたのだったか。

部屋を案内されたときのラオス人の言っている宿代と違う高い料金を請求されたのだったか。

記憶は曖昧ですけれど、不当な料金を要求され、断ったらブチ切れられて結局払ってせっかくの旅情気分に水をさされたのを思い出しました。

ムアンゴイの安宿

ムアンゴイの安宿

ケチがついた宿だけあって、ロクなことがなく、大きなゴキブリと夜中に格闘したのは憶えていますが…。

スプレー式の蚊とりは持参していくのが、東南アジアの旅のコツですよ!ゴキブリに噴射したらやっつけてくれましたので、本当に役に立つ優れものです。

他の宿は値段を考えると満足できるものでしたが、ムアンゴイに宿の快適さを求めて行ってはいけません。宿で過ごす時間を楽しむ旅先ではないですよ。

恐ろしい食事

アメリカや欧州も旅したことはありあすが、アジアが一番料理がおいしいです。

ラオスも物価の差があって安く美味しい料理を食べれるのが、旅の楽しみでもありますが、ムアンゴイの船着き場近くの食堂では酷い思いをしました。

 

大きめの黒コショウかと思っていたのは、数匹の蟻でした。

蟻スープなんて頼んでいませんから!

ムアンゴイの食事

このスープには蟻は見えないが!?

ムアンゴイの食事

ラオスの食事、麺類もチャーハンも美味しい

 

どういうところで作っているのだか知らないけれど、クレームつけたのか、諦めたのか今となっては憶えていませんが、食事の途中で気が付いた時のショックは憶えています。

 

もっとも、それは例外でして、ラオスは全般に料理は美味しいですし、当時はタバコも吸ってましたので、タバコと美味しいビールのビアラオが安いというのもよかったですよね。

古き良き日本の農村の風景が想起される

それでは、ムアンゴイの風景の写真で雰囲気をお楽しみください。

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

綺麗な蝶々がたくさん

デカい蟻

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

ムアンゴイの風景

古き良き日本の農村の景色のよう

下の写真は、車のタイヤの跡だと思います。手前のは耕運機でしょうが。

戻って車の写真も撮っておけばよかった…。

 車のタイヤの跡!

ムアンゴイはのんびりとした、辺境の農村です。

時間の流れ方が違って感じます。

メコン川の支流をボートで渡りながら、探検家気分で大自然の中の風景を味わい、素朴な村人の生活を垣間見、買い物や食事のときにちょっとした会話を楽しんだり、ビールやコーヒーを飲んでぼんやりと物思いにふけったり、夢見て書き物をしたり、辺境の洞窟のその先の奥の方まで散歩するのが楽しかったです。

美しい自然のほかに何があるってわけではないですが、昔の日本の農村ってこんな風だったのだろうなぁと、何処か懐かしい気持ちにさせてくれる優しい場所でした。

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