上海|浦東国際空港から市内へのアクセス方法
市内までの移動方法は主に4つあります。
・バス
・リニアモーターカー
・タクシー
・地下鉄
私のおススメは地下鉄ですが、ホテルの場所や到着時間、荷物の量などによって人それぞれのチョイスがあると思いますので、上記全てについて説明します。
バス(エアポートバス)
ターミナル1が始発で、続いてターミナル2に停車します。
日中はだいたい20分間隔(パンデミック前の通常運転)で、深夜便もあります。
料金は:18〜34元で行先に応じて異なります。
料金の支払方法:乗車後に集金にきます。
所要時間目安:市中心地まで60分
上海空港公式サイト:言語を日本語に選択できます。路面バスをクリックすると、路線と主な停車先が確認できます。
メリット&デメリット
停車するバス停の近くに宿があるならば、便利ですよね。荷物が嵩張っても気になりません。
中国語に自信がなくて、土地勘もない場合は、それがリスクだと思います。間違えたときの修正は、鉄道の方が簡単でしょう。渋滞にハマることもあるでしょう。
リニアモーターカー

リニアモーターカー
「磁浮 Maglev」がリニアモーターカーを表しています。「磁浮 Maglev」の行先案内の表示が目安になります。
龍陽路駅(竜陽路)まで(約30km)8分程度で着きます。
料金:
・片道50元(VIP席100元)
・往復80元(7日間有効)
・交通カードで乗車すると片道40元
・当日の航空券を窓口に提示すると片道40元
最高速度は、431km! ただし、09:02~10:47 及び 15:02~15:47の時間帯に限ります。
ほかの時間は300Kmになりますので、ご注意を。
所要時間目安:市中心地まで地下鉄に乗り換えて向かうと50分
メリット&デメリット
何と言っても、速い!そして、リニアモーターカーに乗ったという体験を得られます。
龍陽路駅からホテルまでの移動はどうしましょう?地下鉄かタクシーに乗り換えるのだったら、初めからそっちを利用した方が便利だと思う人もいるでしょう。
タクシー
料金:市中心地まで200~240元(23〜5時は深夜料金30%増)
所要時間:市中心部まで約50~60分
メリット&デメリット
日本のタクシー代と比べると高くないし、ホテルの目の前まで行ってくれるのは楽ちんです。
正しく行先を伝えられる自信がなければ、その分だけ不安になります。それと、渋滞のリスクもあります。他の公共機関の運賃よりは高くつきます。
地下鉄

地下鉄
料金:人民広場まで7元
所要時間目安:60分
運転間隔は10分以内です。車内やホームにある路線図もわかりやすく、ローマ字表記もありますので、感覚としては都内の地下鉄に乗っているくらいに不安は感じませんでした。
メリット&デメリット
トラブルによる電車遅延の可能性はあっても、渋滞にハマる可能性はありません。料金は安く、目的地に到着する確度も高いです。
渋滞がなく良心的な運転手に正しい行先を伝えられたときのタクシーほどのリラックスは出来ませんし、荷物の監理もしなくてはいけません。
個人的なおすすめは地下鉄

地下鉄の車内
理由は、安くて正確だからということに尽きます。
2019年の12月に旅行したときは、連れから「現地での滞在費は払ってあげる」との優しい言葉を聞いていましたので、なるべく安く抑えてあげたかったので、タクシーのチョイスを外しました。
空港からの移動に限らず、地下鉄の駅の近くに宿を取って、観光も地下鉄を移動手段にした旅程を組んだのですが、疲れることもなく、便利で、正解でした。
大抵のガイドブックには、路線図と中心部の地図はありますから、使えますよ。
もっとも、タクシーが一番便利だとは思いますし、料金も高いとも思いませんが、私はぼったくられたがありましたので、ビビッてしまうのですよね~
マニラでの出来事ですが、2回連続で空港のタクシー乗り場に並んで乗車したタクシーでやられましたので…。
メーターの改造で3倍速でした。
それほど荷物が多くなくて、歩くのが苦にならない人で、日中に到着するのでしたら、地下鉄がお勧めです。
タクシー代と比べて浮いたお金で、ちょいと贅沢な食事するなんてどうでしょうか。
上海は美味しい料理が豊富ですからね!

