上海旅行の際に、主要スポットのほかにも見て回る時間があれば、水郷の街朱家角まで足を延ばすのも一考です。
私は、蘇州に行きたかったのですが、アクシデント(というかドジ)で行けなくなって、急遽行くところを探して、そのときにここなら代替場所になるだろうと思いつていて行ったのですが、いや~行ってよかったです。
後で知ったのですが、朱家角は映画ミッションインポッシブル3でトムクルーズが全力疾走していた昔っぽい上海の町並みだったのですよね。
あのシーンを見て上海に行ってみたいと思っていたのですが、思わず行くことができてよかったです。
行けたのはアクシデントのおかげですよ。これも所謂一つの塞翁が馬でしょうかね。ってそれは大げさかもしれませんが。
そのときのアクシデントについては、こちらに書いてありますので、よろしかったら。
朱家角への地下鉄での行き方
バスでも行けますが、電車には渋滞というものが滅多にありません。
タクシーでも行けますが、電車のほうが断然安いです。
私は地下鉄で行ってきましたが、駅からの道も分かり易く、便利でしたので、行き方をお伝えします。
最寄駅はその名も「朱家角駅」です。
地下鉄17号線の終点のひとつ手前の駅です。
市内からの行き方ですが、空港から地下鉄を利用した方は2号線を使うことになりますが、その2号線で、「虹橋火車駅」まで行きます。
虹橋火車駅までは10号線でも行けます。
そこで、17号線に乗り換えます。
乗り換えは、分かり易い案内板も出ていますし、迷うことはないと思います。渋谷駅の乗り換えより全然簡単です。
乗車時間の目安ですが、初めての上海旅行ではほとんどの人が訪れる外灘や南京路の最寄り駅「人民広場駅」から乗ったとして、1時間くらいでしょうか。
地下鉄の路線図や最寄り駅が分かり易く載っていますので、参考にウェキペディアのリンクを貼っておきます。
朱家角駅から朱家角までは徒歩かタクシー
私は歩きましたが、20~30分かかりますので、タクシーを検討してもいいかもしれません。
健康な人は歩けばいいと思います。
北京ダックや麺類を現地価格で食べられる店も道中ありますし、迷う方が難しい道のりですので。
所謂朱家角のエリアの外側からもう既にこんな感じで、都心から離れた雰囲気のある静かな町です。
朱家角の中にも食べるところや、お茶をするところはいくらでもありますが、入り口の外側の方がちゃんと食べられるところはあるように思います。
マーラータンの美味しい店が入口近くの外側にありました。
朱家角の中は、観光客向けの土産物屋やおしゃれなカフェなんかがひしめいています。
歩き疲れたらちょっとお茶もいいと思いますが、観光地価格です。
水路を小舟に乗って遊覧も出来ます。こちらもまぁまぁの値段でした。
旅情気分は十分に満たされましたので、私は心から行ってよかったなと思いました。連れのテンションも高めで楽しそうにしていましたし。
謎のT字路での信号違反で逮捕されそうなピンチ
帰り道での奇妙な出来事です。
駅の近くまで来ると大きな池があって、朱家角の手前からその池に向かって直進している道路と駅へと向かう道路の交差点があります。
交差点の要素は揃っていて、横断歩道と信号はありますが、池へと向かう道路の方は車は直進不可能です。
何故ならその先は池で、道路はそこで終わっているのです。
大きな壁があって、道はそこで途切れています。
実態はT字路であって、横断歩道ではなくて普通の歩道とするのが、常識的な設計です。
何故なら絶対に車が来ないからです。
だから私はこの馬鹿げた横断歩道の赤信号を無視して、駅に向かって歩いたのですが、見知らぬ男が私の方に向かってきます。
警官の格好って万国共通ですよね…。
もっとも、渡る前からパトカーも見えていたのですが。
まさかと思ったけれど、そのまさかでした。
歩行者の私から違反の罰金を取ろうということのようですが、何を言っているかさっぱり分りません。
不幸中の幸いで、後から追いついた連れが、中国語で上手いこと言ってくれたようでして難を逃れました。
いずれにせよ、あの信号は罠に違いありません。
中国のネズミ捕りは、車やバイクだけでなくて、歩行者もターゲットに違いない。
おそろしや~。
皆さん、気をつけてください!
関連記事 (こういうことがあるから、私は電車がいいのです!)