日経225先物のデイトレで、137,360円の損切
飲んだら乗るなというが、飲んだら打つなすら出来ていないのだから、しょーもない。
さて、なんでこんなクソポジを持っていたかは、先週のこちらの記事 日経先物で13万円損切かなぁ、久しぶりにやらかしたで書いたが、その処分は予想を上回っての損失となった。
13万とは書いたものの10万以下を予想していたが・・・。
137,360円失った。
今の私には痛すぎた。
約定通知があったので、昼休みにスマホを開いて、負の感情が広がった。
全て逆指値での損切だが、チャートを見てガーン。
中でも悔しいと思ったのが、29,065円で出していた返済買い指値の2枚は、27,260で逆指値にかかっているのだが、指値をやっぱり100円上にしておこう(つまり27,065円)そう考え直したのだ。
が、公開した記事 日経先物で13万円損切かなぁ、久しぶりにやらかした に、注文内容を掲載してもう変えない旨を書いたことに対して、読者を裏切るような後ろめたさを感じて、結局そのままにしたという経緯があって、ことさら後悔したのだった。
インフルエンサーというわけでもない、世に知られていない小市民のブログなのに。
という後悔がぶわっと広がった。
何せその日の225先物ミニの3分足はこれだから。
変えていれば、その日のまさに底で約定していて、4万円は防げていて、10万円未満に納まったのに。とね。
で、それは本当に失敗したと思った。
でも、もう一つ迷ってやめたのは、結果論はその方が損失は防げたのだが、そういうことはしなくてよかったと思った。
それはこういうことだ。
当日の朝高めに始まって、寄り付きで利益確定売りに押されて日経平均株価が下がるかもだから、そのタイミングくらいまでは様子を見ようかとも思った。
つまり、逆指値も外すということだ。
8時45分から9時までは就業時間前で様子も見れるし、5分くらいなら席も外せる。
が、迷ったけれど、これはやめて、やめたことに後悔はない。
これはこれで上手くいったとしても長い目でみるとよくない。
今後、このような経緯でクソポジを掴むことはないが、外部要因で損切を迫られる局面に遭遇することは十分にあり得ることなのだ。
で、今回の成功体験から、次同じ場面に出くわして、逆指値をかけていなくて、そのときが寄り底だったら、どうなるか?
値動きを目の当たりにして、損切が出来ないなんてことは十分考えられる。
職場にいてスマホでの操作ならなおさらだし、そうでなくても損失回避バイアスの考察|大きく負けて小さくしか勝てない理由 に書いたようによっぽど訓練されていない限りは難しいものだ。
お祈りトレードにその場で変更なんてこともあるだろう。
間違いに気が付いたら、直ぐに処分することだと悟ったのでね。
あの時はああだったからという過去の記憶により損切を見送って、失敗したことがある人は案外多いのではないだろうか?
買戻しの指値を27,065に変更する朝令暮改はすべきでだった。
でも一方で、長い目で見て変えないで一環して守り抜くほうがいいこともある。
この塩梅が難しいところであって、センスなのかもしれないが、投機家、投資家、ビジネスマンに共通するトータルでの結果を左右する要素かもなと思う今日この頃だ。
運も影響するのだから、休むも相場
運の要素は、間違いなくある。
実力+運で大きく伸ばすのは、あらゆる業界での成功者に共通することだろう。
運の言い方を変えると、損小利大なのかもしれない。
つまり、風向きがいいときに大きく伸ばして、向いていないときはジタバタしないでじっとやり過ごす。
ということで、私は今回自ら運を逃すバカなことをしたと思う。
損切の注文の失敗はたいしたことなくて、ポジったことが大問題で、再発防止策を徹底的に施さなくてはいけない。
見直すことは必要だが、いつまでも引きずっていてもいいことはない。気持ちを切り替えて、前向きになるために、一旦相場はクリアにしようと思った。
幸い持ち株に利益が乗っていたので、いったん全部手放した。
しかし、手放した翌日以降10%も上がっていたという。
そして、今の自分に運がないなと思ったのは、材料の内容や会社のことも結構調べて、ちょっと気になった程度ではなくて、ストップ高の数日前に買う気満々での監視に入れていて、買えていないというね。
そういうことに思い当たると、流れが悪いから止めておこうと思えてきた。
で、中期持とうと思って、2銘柄今週打診で分割で買っていたのだけれど、昨日薄利で手放して、ノーポジにした。
そのうちの1銘柄はマイネットで、チャート的に買いと思った。
出来高の推移も考慮して。
でも、ゲーム銘柄のサイバーステップでの機会損失を同じゲーム銘柄で取り返そうとしていたという経緯が気に入らないなと。
爆上げしたガーラもサイバーステップほど調べてはいないけれど、ゲームセクションに資金が戻ってきたような気がしていて、チェックしていて悔しい思いをしていたし。
取り返そうという気が勝っているときは、間を置いた方がいいというのは、経験で分かっているのでね。
マイネットはこの後上がっていっても、悔しくはない。
会社のこともそれなりに調べたので。
Web 3への期待はあるけれど、会社が力を入れているファンタジースポーツにまったく魅力を感じないのでね。
サイバーステップが悔しかったのは、YouTubeで材料のゲームを見て、面白いと思っていたからというのもある。
運を逃すようなことはしてはいけない
投機や投資の世界では、「しない」ことが大事になることが多々ある。
誤解させないように注意しておくけれど、損切すべき局面で「しない」は命取りとなることもある。
だが、私は酔っていて気が緩み、電車内でスマホを開いて直ぐに軽くポジったことを「しない」でいたら、少なくとも予定外に売却した現物株での利益を失わずに済んだわけだ。
こういうことって実社会でのビジネスの世界でも多くて、よ~く理解していることでもない事業に手を出して、投資をして、それがトリガーになって倒産ということは沢山あるよね。
倒産まではないけのだろうれど、楽天のモバイル事業とか、LINEの出前館への投資とか。
人間は本質的に損切が下手だから。
あの時、余計なことしなければよかったのに。
今回の損失の原因は、デイトレ以前の問題で、投資でないのは当たり前として、トレードともいえないし、ギャンブルといえばそうだけれど、あまりにも酷すぎて、恥ずかしい。
偶にチカンをして捕まり、酔っていておぼえていない旨のコメントをニュースで見聞きすることもあるが、あれに似ている。
チカン癖のない人ならば、なんでそんな馬鹿なことをしたのかおぼえていないのは、言い訳でなくて事実なのだと思われる。
素面では代償を計算して手控えるものだ。だが、酒で理性が薄まり本能がでしゃばってきたからそうなったのだろうが、本能がスケベだからそういうことをしたのであって、やはり問題は酒の所為だけではないだろう。
私のこの恥ずかしいトレードもそのレベルであった。
酔っておぼえていないことはないが、酔って理性が薄まり、飲み代を取り戻したいという俗欲があたまをもたげたからであって、その根本はデイトレ依存症の濃厚な欠片が脳みそに埋まっていて、取り除けていなかったということだろう。
リスクに対する考えなんて、本当にそのときすっ飛んでいた。
27,000円のミニ5枚は、1,350万円を動かしているという感覚を持っていないといけないのだけれど、シューティングゲームでもやっている程度だったろう。
飲酒運転をしたようなもので、この程度の事故で済んでよかったなと思い諦めるほかない。
そして、二度と犯してはいけない。
犯罪行為ぐらいに思う必要があるだろう。
とりあえず、スマホの待ち受け画面を変えたり、工夫した。
ま、一昔前の私なら、今週はポジポジしまくって取り返そうと熱くなっていたと思うが、その反対だったのだから、いい方向へと変ってきているかな。
その後、100万円失った
良い方向へ向かってきていると思っていたけれど、その後こんなこと(克服法6の追記)がありました。
それを乗り越えて、ようやく良い方向へと変わっていますが、結構な金を使ってしまいましたね。
と、思っていたら、その後こういうことになり…今はもう完全に考え方を転換しました。
ここにあることをすっかり忘れて、繰り返していたという事実と、自分がいくら努力しても改善できないことを受け入れて、未然にいかに防ぐかという観点から、生活習慣の改善に取り組んでいます。