アナリスト、専門家、マスコミの株価予想を信じていいの?

株の負け方

アナリスト、専門家、マスコミ、目標株価は当たらない

カリスマデイトレーダーのCISも言っているが、マスコミを信じてはいけない。

印象に残ったので、 CISの真似をして株のトレードをしたところで、死す の中で、取り上げてたけれど、やっぱり当てにならないと思ったので書こうと思う。

批判的な内容になるけれど、私自身は、予想なんてあくまで予想だし、そういう見方もあるのだなと、客観的な分析の一つとして利用しているので、予想の掲載はウエルカムだ。

しかし、他人を疑うことを知らない初心な人もいるかと思うので、鵜呑みにして無謀な賭けに出るのを防ぐための一助になればと思うのである。

耳触りのいい言葉を並べて人気を稼ぐインフルエンサーや政治家の方が、仮面を剥がすとよっぽど威圧的であって、自己中なのだが、そこを見抜けられない連中が結構多い。

そして、それと同じようなことが株のトレードにおける情報においてもあるから注意が必要だ。

世界的に有名な金融系のマスコミや日本で経済を名乗っている大手マスコミでも、提灯記事を書くことがある。

裏で金もらって、書く記事もあるということ。

そういうことは、YouTube の所謂「企業案件」のように、昔からよくあることなのだけれど、記者個人が会社を通さずに己の利益の為に書く記事もある。

これは確信犯的な仕手と言えるだろう。詳細は書けないが、あるのは確か。

私は江頭さんの YouTube チャンネルを時々楽しく見ているのだが、彼がマクドナルドを試食して、忖度なく批判している回が人気だが、私の予想では、逆に持ち上げているモスバーガーが、実は企業案件なのだと思う。

マクドナルドはモスよりも値段は安く、また、お茶をする場所としての利用価値もあるし、そもそも試食するハンバーガーが冷めていたら不味いと思うので、比較対象にならないのだが、両方の回を見ると、明らかにモスのほうが優れているように感じることだろう。

 

株の世界でも「印象」には注意したほうがいい。

一次情報を知らない立場で知らされる情報の真実を正しく理解するのは不可能だ。

表に出るインサイダー取引なんて、氷山の一角で、イベントの後でチャートや出来高を検証すると、やっぱりなぁと思ったことがある人も多いのではないだろうか。

22年の日経平均は上値3万6000円、下値2万8000円と予想

大手証券会社の高給取り(っぽい肩書)の人が、大手マスコミに書いた予想だが、早くも下限を割っている。

私は、戦争がなくても、28,000円は絶対に割ると思っていたのだが。

見よ!この強気な予想を。

実に分かり易く書かれていて、そのイラストからは自信が伝わってくる。

22年の日経平均は上値3万6000円、下値2万8000円と予想

※日経トレンディ2022年2月号より

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏によるものだ。
記事にはもっともらしい理由が書かれていて、肩書はこう書かかれている。
国内銀行系投資顧問、外資系運用会社、ヘッジファンドなど様々な運用機関でファンドマネジャーなどを歴任。2010年から現職。経験と知識に基づいた金融市場の分析を行う。マーケットに携わって30年超。 参照元:※日経トレンディ2022年2月号の記事を再構成
随分と分析力のありそうな経歴だが、この程度の経歴の私の方が予想は当たっている。
国内勤人系闘士肛門、切痔系運用軟膏、タマホーム東芝明豊エンタなど様々な機関踏み上げで追証などを経験。2022年からデイトレ退職。経験と失敗に基づいた金融市場の分析を行う。ブログに携わって3か月超。 参照元:※サチャンでいいよ2021年10月号

そもそも、チーフ・ストラテジストってなんだ?

chief・strategist かな?

Weblio英和辞典によると、こう書いてある。

chief

意味・対訳:  (組織・集団の)長、頭(かしら)、長官、上役、局長、(種族の)酋長(しゆうちよう)、族長、親分、ボス

strategist

意味・対訳:戦略家、策士

仕事で英語を使う人なので、スペルが合っていてホッとした。

が、チーフストラテジストなるもののイメージは合っているのか、自信が持てなくなった。

組織集団の長であって、戦略家、策士とのこと。

う~む。

証券会社の長であって、策士ということは、強気の予想をして、今年株を買えば儲かるかもしれないと思った初心者の読者に自社で口座を開設してもらえるかもしれないという、戦略と策があったのかもしれないし、単に予想がド下手なのか分からない。

 

3/11の日経平均の終値は25,162.78で、安値は25,000を割っていたが、ほかのプロ気取りの連中の予想も参考までに挙げておこう。

市場予測に定評があるプロ4人(SMBC日興証券の丸山義正さん、ニッセイ基礎研究所の井出真吾さん、UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメントの居林通さん、楽天証券経済研究所の香川睦さん)に聞いたところ、2022年の日経平均株価の安値予測は、2万7000~2万8000円(2021年の年末比で6.2~2.7%安)、高値予測は3万2000~3万4000円(2021年の年末比で11.1~18.1%高)だった。ダイヤモンドZAi(ザイ) 2022年 3月号より抜粋

ダイヤモンドZAi(ザイ) 2022年 3月号より

 

絶好の買いチャンスを信じて買っていた人は、痛い思いをしたことだろう。

自分の頭で考えないといけないということと、専門家気取りの連中なんて、当てにならないということを伝えたかった。

証券会社やファンドのレーティング情報や目標株価の設定は、自分たちの都合で上げ下げすることはしょっちゅうだ。

仕込み終わったら、売り抜ける為に吊り上げるネタとして、強気設定をアナウンスするとか。

あれだって、私に言わせれば、一種の株価操作なんだけれどね。

上客に対しては、お咎めなしだ。

一昨年テンバガーしたテラは株価操作で逮捕者が出ている

仕手株の波に乗って儲けるのは結構だが、情報を鵜呑みにすると痛い目に遭う。ヤフーファイナンス掲示板と確証バイアスの罠 この記事も参考になるかもしれない。

ヤフーニュースでも取り上げられていたので、読んだ人もいると思うけれど、一応リンクを貼っておく。

テラ株インサイダー事件 逮捕容疑は2020年9~10月、実体のない飲食店経営会社(豊島区)の口座に約75億円の残高があるよう偽造し、その電子データをテラ社の社員に関東財務局などに送信させ、テラ社が第三者割当増資でセネ社から約35億円を調達すると10月28日に発表した際、飲食店経営会社に元手となる資金があるとの虚偽の情報を公表させたとしている。

マスコミの悪い記者の書く記事や、ツイッターやヤフーファイナンス掲示板の書き込みも、仕掛け人が意図的に複数のアカウントを使用して書き込むところから始まる。

そして、それは嘘が本当のようになって、やがて一人歩きし始める。

拡散されていく。

それを信じた第三者のポジショントークがが広めるから。

2,000円越えていた株価が、100円未満だからね~。

自分の頭で情報をきちんと精査しないといけない。

面倒くさいから人間はそれを嫌うのだけれど、バフェットも言っているよ。

私は深く考えず軽い気持ちで取ったポジションで、大けがしたことがある。

ウォーレン・バフェットの21の名言と解説
投資の神様とも言われているバークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェットの名言をピックアップしました。また、自分自身の経験と照らし合わせて解説もしています。

その情報提供の裏には金の匂いがする!?

国連の常連理事国のロシアが侵略したウクライナの戦争で、改めて考えさせられた。

日本はせっせと国連に金払ってきたけれどね。

いいカモだったろうな。

所詮先の大戦で勝った国が都合よく振る舞えるように作った機関だから。

国連は戦争を止められないし、まるで機能していないじゃないか。

 

戦争を回避させるどころか、背中を押す外交をしたアメリカは、明らかに力が落ちている。

そして、差別の国であって、超自己中である。

それだけは確かだ。

 

日本政府は、莫大な金を思いやり予算とか言って、せっせとアメリカに払っているが、信用できるの?

中国脅威論で政府と日本人を洗脳して、巻き上げていただけじゃないの?

不安を煽って、金を使わせるビジネスと構造は同じだろ。

 

自国の利益になるように利用しているだけで、利益にならなければ、見捨てるだろう。

基地があるので、今戦争が勃発すれば、さすがに対応するだろうが、政治的な判断次第では、今まで大金を払い続けてきたからって、今後も継続するとは限らない。

きちんと金払ってきたって、状況次第でどうなることやら。

年金もそうだけれど。

他国も他人も情ではなくて、損得で動くと思っておいた方がいいだろう。

自分のことは自分で守れるようにしておかないといけないと思う。

国も個人も。

 

金融市場なんて、それも短期トレードの世界なんて、戦争と同じ。

その情報を提供してくる意図は何か?

 

投機はサバイバルだと、戦争を生き延び、投機で大富豪になったソロスも言っている。

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