トレードや投資はメンタルの影響が大きい

株の負け方

株や先物のトレード、投資はメンタルの影響が大きい

このエラー日経225先物のデイトレは、14万円の損切だったをしてからというもの、ゴルフでいうところのイップスのようになってしまったようだ。

チャンスと思えるところでポジションが取れなくなってしまったし、流れに全く乗れない。

裏目裏目に出てしまう。

機会損失は数十万円。

先物のショートで打ち切れなかったのと、現物の手仕舞いと新規に狙っていたサンデンの見逃しが痛かった。

控えめに計算しても酔っぱらい運転の先物でやらかした14万円は先日帳消しにできていた。

エッジのあるポジションなのに、握っていられなくなっている…

さて、ノーポジで現金があるので、SQ前日の昨日、約2週間ぶりで、日経225先物をトレードした。

前回とは違ってアルコールは控えめで笑。

28000を超えてきたら売りたい。それまでは我慢一切触らない。と、やらかしたときに取り返そうとしてアツくなって泥沼に沈むことを避けるために自分を戒めたのだったが、本当に28000をこんなにも早く超えてきた。

上がる材料なんてないだろうに。

円安が理由なのか?う~ん、SQを上で迎えたい力の強い大口の意思が働いているのかなと。

持ち合いからの上離れに見えるチャートだから結構上がるような予感はあったけれど、正直ここまでくるとは思わなかった。

で、待ちに待った千載一遇のチャンスでいいところで売玉を持ったと思ったけれども、こんな損切りをしている。

 

6/9 日経225先物取引結果

6/9 日経225先物取引結果

28300円でロスカット。

議論に値しないにしても、前回は平気で5枚持ち越しておいて・・・。

その日のナイトセッションでは、こんなトレードをしている。

6/9 日経225先物取引結果

6/9 日経225先物取引結果

28340円で1ティックで利食い。

ド天井でポジったのに、何してるんだよバカヤロー!

6/9 日経225先物チャート

6/9 日経225先物チャート

本当にイップスのようだ。

28000を切るまでは握っておこうという考えもあった。9月限で時間に余裕もあるし、この時 日経225先物のデイトレは、14万円の損切だった と同じ5枚ショートを一旦は持った。

結果論だが、前回と同じように持ち越すだけで、14万円の損失はリカバリーできていた。

だけれども、持ち越して失敗した前回の後悔が過ぎった。

ここらが天井の自信があったので、ショートばかりの売買を何度かして、トータル1万円の利食いとなったところで打ち止めにした。

エッジがある位置まで引き付けられたならば、放っておけばよいものを。

まるで仕手株のようなチャートだけれど、実際のところ、見せ板だらけの株価操作が横行している巨大仕手銘柄とも言えるだろうが。

6/11時点 日経225先物日足チャート

6/11時点 日経225先物日足チャート

怖くて勝負に出られないのだ

ずっと流れに乗れていないから。

握ったまま朝起きていれば、この間の損失はリカバリできていたのに。

と思うと、悔しかったからか、翌日の夜、久しぶりにモニタに向かう本格的な日経先物のデイトレをやってしまった。

よくない傾向だよな。

予定があってわざわざワックスまでして髪型を作ったというのに、仕事帰りの予定がキャンセルされたので、逆にそれを好機としてやろうと思ったのだった。

損失回避バイアスってやつだろうね。この動機の根底も。

5月の米消費者物価指数(CPI)の発表後に1分で100円以上下がった後暫く経って、チャートが上向いてきていたので、リバウンドするかなと思ってロングをポジったところで、ガラってしまった。

下に指しておいたのも一瞬で約定していた。

躊躇っているうちにどんどん下がっていって、やばいやばいやばいと思っていると、PCがフリーズした。

スマホはバッテリーが切れていた。

復活したら、含み損が3万円になっているではないか。

このとき、売値くらいまでは戻るとは思っていたけれど、やはり前回の失敗が過るのだった。

損切を先延ばしして拡大させた二の舞を踏むのは避けようと。

6/11深夜日経先物トレード結果

6/11深夜日経先物トレード結果

案の定、その後朝までに150円は戻す場面があった。

この前にも5千円くらいの損切を2回しているけれど、その後のトレードで何とかプラス収支に戻すことはできた。

それにしても、怖いよね。

本当に一瞬で2万円以上の含み損を抱えるシーンが2回もあった。

取り返そうと思ってロットを増やしているからだ。

ロットを抑えていたって、急落や急上昇に巻き込まれて、即断できないうちに多大な損失を抱えることになるから、先物のデイトレは止めた方がいいと思う。

久しぶりにPCに張り付いてデイトレをやったけれど、面白いというのも問題だ。

ドーパミンが出まくっているのだろう。

今日だって、当初目標は5千円の勝ちで、前半は+1万7千円の実現損益だったのに、そこでやめられなくて、途中合計▲2万円の実現損益を計上している。

もう一つ二つ間違えれば、5万円くらい負けていた内容だった。

例え負けなくてもやめられなくなったら、間違いなく生活に支障が出る。

実際は負けることはあるし、しかも大きく。

そして、そんなときは酒量が増えるから健康にもよくない。こういう結果を引き起こすことがあるから要注意だ。

デイトレをやめられなくて自殺!?一億円稼いだA氏の悲しい末路
デイトレはやめられないのが一番怖い。勝つこともあるし、負けることもある。けれども、やめられないとなると、勝てないときもやることになるから、結局負けが込むことになる。そして最後は・・・。

 

さて、そろそろ、コツコツドカンの足音が聞こえてきたな。

手放した現物株は、その5日後までに20%以上の上昇

先物でやらかして以来、本当に流れに乗れていない。

アフターコロナでこれから上がると思って仕込んでいたもので、かなりの額(私の資産では)注ぎ込んでいた。このエラーがなければ売る予定もなかったもので、悔やまれる。

気持ちを切り替えたくて、いったんリセットしたくなったのだ。

含み益があったので、心機一転とばかりに全て現金に換えた。

こういうときはリスクは取りたくないと、投機的なポジションは避けようということで、低位株の中期投資のポジションを取ろうと思っていて、始め2銘柄打診でポジって、結局手放したが、その後二つとも4~5%上がってる。

でも、これは別にいいよくあること。

だけれど、爆騰げ進行中のサイバーステップもガーラも入れなかったのは悔しい。

 

もっとも、先物でやらかす前から注目していた銘柄も買えていなかったなぁ。

ラオックスもソースネクストも買えていない。いずれも、初動より前に注目銘柄として、お気に入りフォルダに入れていた。ポケトークを米国のアマゾンでレビューを調べたりまでして、アフターコロナの材料も豊富で買いたいと思っていたのに買えていない。

損失を出すことへの恐れで手が出せない

大きな損失を出した後、取り返したくてやみくもに手を出しまくって、失敗した経験からそういうことは避けられるような自己規律はようやく育まれてきているようだが、逆にチャンスでもポジションが取れない。

一昨年ZOZOの空売りを決算跨ぎして、100万以上の損切をして、その所為で、逃げ切れるところだったSBGの空売りも上の方でロスカットした。併せて400万円以上で、それを取り返そうとして更に…。

踏み上げのトラウマだよね。警戒心で、ベアマーケットに転換した去年、以前ならポンポン取れていた旨味のある高~いところにあって、売りたいなぁと思ってたのを一切空売りできなかった。

恐怖が根底にあるのだと思う。

昔みたいに思い切ったポジションを取れない。

資産を減らせないという状況でもあるし。

無意識レベルで固くなっているのだろう。

今週極めつけだと思ったのが、サンデンだ。

こういう低位株に資金が向かうと思っていた。そして、決算で出来高急増した後のチャートと出来高の推移から、集めているような推測もできた。円安は間違いなく追い風だし、業績が上向いている。

ここは買おうと思っただけでなくて、実際に保有した。

そして、6/8の朝の板の気配を見て手放した。

え?下手といえばそれまでだが、流れが悪すぎると思う。

悔しくて逆張りの空売りをしていないだけマシなのだろう。

手放した理由は何も板だけでなくて、金曜のSQまで上げてきてSQ終わったら買いが消えて日経平均が下がると思ったから。

だから来週買い集めたほうがいいだろうと思ってのことで、次の決算跨ぎを想定したポジションを考えていた。

そしたら、手放した途端に爆上げ開始だった。

監視に入れた銘柄がことごとく吹き上がっている。

ゲーセク、低位株、バイオに資金が流れていると思えたので、企業、チャート、出来高、信用残の推移を分析して、なのだけれど、買えていないのは、この間の先物の失敗だけでなくて、過去レバレッジかけて握っていたゲーム銘柄でワラント発表での爆下げを喰らって、追証を出した記憶が邪魔しているのだろう。

怖いのだ。

ゲームやバイオ銘柄は悪魔の増資が。

だからキャンバスもモダリスも株価の位置的には買いと思えていたけれども、慎重になり過ぎてしまうのだ。

これがワラントの被害に遭ったことがなければ、抵抗なく買えていただろう。

ビギナーズラックというのは、何も知らないからこそ、恐れ知らずで平気でエントリーできるから起きることなのだろう。

投資やトレードはメンタルが影響すると思うし、投資は守備が大事だとはよく聞くことだが、やはり守備が大事でエラーをしないことが大事だと思う。

今の私がことごとくチャンスで凡退してきたのは、過去のエラーでの損失が尾を引いてスランプに落ちてしまったからだと思う。

取りこぼした得点も悔やまれるが、防げた失点のほうが心理的には引きずりがちだ。

このあたりもやはり損失回避バイアスが影響しているのかもしれない。

夏の高校野球を見ていると、エラーから崩れるシーンをよく見られるだろう。

ファインプレーで流れが変わることもあるけれど、エラーで流れが変わることの方が圧倒的に多い。

萎縮してしまうのが原因と思う。

高校生はプロほど場数を踏んでいないから、メンタルがプレーに与える影響は出易いだろう。

無意識のうちに体が硬くなってしまう。

株や先物のトレードはスポーツと違うといっても、見えない相手との試合みたいなもので、勝負事としての共通点はあるものだ。

私も相場のプロではないし、高校球児レベルだろうさ。

こうなってしまっては、勝ち運を逃した自分は、いったん相場を離れるのが得策だろう。

先物のデイトレに手を出しているところあたり、赤ランプが点滅していると認識するべきだな。

ピックアップした銘柄を焦らずに分割で買うことだけやっていこうかなと思う。

ピックアップした後は、当面スクリーニングはしてはいけない。

努力すればいいというものでなくて、やらないほうがいいことも沢山あるのがこの世界だ。

調子が悪いときに休んでリフレッシュできるのが、プロではない個人投資家の強みなのだ。

銘柄をチェックしていると、気になって調べた株が急騰したとき損したような気がして、焦ってくる。疲れる。空回りする。

流れの悪いときって、今度こそと思ってようやく飛び込んだときにやられることが多いものだ。

なるべく株系の情報サイトも見ないほうがいいだろう。

狙った銘柄と全体地合いに関する情報収集に留めておくのが得策かなと。

目移りしないように、お気に入りフォルダに入れた監視銘柄も削除しておいた。

兎に角、狙っていた値まで引き付けてエッジを作り、実際に売玉をポジっておいて、今回の下げで100円の値幅すら取れなかったのであっては、当面日経225先物や勝負色の強いハイボラ銘柄は触ってはいけないだろうな。

今は幻となった1万7千円をデイトレで取り返したく思う気持ちが強いだけに、依存症克服の為にも、意識して制御しなくてはいけないだろう。

中期目線の現物ポジションをセットしてしまうと、先物は必然的に出来なくなってしまうが、それは勿体ないと言うよりも今の自分にとってはドカンの回避策なのかなと思う。

退屈なのだけれど、チャーリーマンガーも言っているし、The big money is not in the buying and the selling, but in the waiting と。

チャーリーマンガーの名言に耳を傾け、己を正す!
チャーリーマンガーの名言に耳を傾けると、投資や人生を豊かにしてくれるヒントを得られます。マンガーは、投資の神様ウォーレンバフェットのパートナーとして広く知られています。
株の負け方
サチャンでいいよ
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