大人の男のロードムービー おススメ3選 +1

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お家で観られるロードムービー おススメ3選 +1

コロナ渦で、旅に出る機会も減った方も多いでしょう。

そこで、今回は無料で観られるロードムービーをご紹介します。

映画にかぶれていた学生時代に、自分の中でナンバーワンとも思えていた「パリ、テキサス」が、何気なく検索したらU-NEXTで観られたので、びっくりしました。

いや~、やっぱりいい映画ですねぇ。

あの頃と違って、涙が止まらないシーンがありました。

まぁ、そういう人生を私が送ってしまったので、オーバーラップしたのですね。

それでは、無料登録キャンペーンをやっているU-NEXTとアマゾンプライムで観られるコクのある味わい深い良作をネタばれしないようにご紹介します。

他人の痛みの分かる大人の男には特におすすめです。

パリ、テキサス

パリテキサス

パリテキサス

監督:ヴィム・ヴェンダース

主演:ハリー・ディーン・スタントン  – トラヴィス(上記写真の男)

ナスターシャ・キンスキー  ‐ ジェーン(同女)

英題 Paris,Texas、1985年公開、西ドイツ・フランス合作、第37回カンヌ国際映画祭  パルム・ドール 受賞作

あらすじ

観てもらいたいので、ネタばれしないようにさらっと書きます。

4年前に失踪した男が、テキサスの砂漠の中にある店で倒れているところを発見されます。

連絡を受けた男の兄の家へと連れていかれるのですが、そこでは4年前に男が失踪して以来引き取った男の息子が兄夫婦の子供として暮らしていました。

男は息子と別れた息子の母親を探しに旅立つのですが…。

この映画の素晴らしいところは、たくさんありますが、先ずは「映像」なのだと思います。

茶色の大地、青い空とのコントラスト、合わせる音楽、出だしから、静かに、それでいて力強く引き込んできます。

エキサイティングで刺激的な大衆映画とは違って、静かに淡々と流れていく作品です。芸術的とも言えるな映像美と人間のドラマが見どころです。

芸術作品というのは、何百億もする絵だと言われてようやく価値があるように感じる人が沢山いるように、好みとか感性によって評価が分かれるところはあると思います。この作品は芸術寄りの作品ですので、観る人を選ぶ可能性はあるのですが、おすすめしたい作品です。

ロードムービーに期待する旅情気分を満たしつつ、いつの間にか登場人物たちが背負う夫々のドラマに引き込まれ、それぞれの人生をも旅するかのような気持ちに浸ってしまいます。

それにしても、皆演技が上手です。子役もいい味出しています。

優しさだけでは生きられないとは言いますが、誰も傷つけないで生きていくことだって出来ないでしょう?優しくしたいのに…。本当はそんなこと願っていないのに…。

失敗しないで生きていける人なんているのでしょうか?

望んでいない方に転がっていくことだってあるのが人生でしょう?

過去には今更生きられませんので、未来に向かって歩いて行きましょう。

人生毎日旅ですわ。

U-NEXTで観られます。

ワイルド・ギャンブル

ワイルドギャンブル

ワイルドギャンブル

監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック

主演:ライアン・レイノルズ、ベン・メンデルソーン

英題: Mississippi Grind 、2015年公開、アメリカ

私が決めていいならば、この邦題はつけないですが、ある意味分かり易くていいのかもしれません。

あらすじは、一言で、「旅打ち」です。

ポーカー場で知り合った男二人の旅打と人間ドラマですが、見どころは原題の Mississippi Grind がよく表していて、まさにミシシッピの風景と、デルタブルース(菊花賞馬じゃないですよ!)の音楽が奏でる独自の世界観が作品そのものです。

使う曲が先に浮かんできて、それに合ったシーンを創造していったのではないかな?と思ったりもしました。

ギャンブルとブルースが好きな人には間違いなくオススメします。

ギャンブル依存症の男の特徴がよく出た良作です。

文無しになろうと悲壮感がなくて、負けを取り返そうというギャンブルに対する姿勢は、依存症そのものでとても好感がもてます。

私はこういう人、憎めません。

脇役も含めて、やっぱりこれまた演技が上手。主人公に限らず脇役のドラマも伝わってくるのは、パリ、テキサス同様で、特に、女の脇役は皆良い味出しています。

ビールよりもバーボンかな。

やや暗くした部屋で、一杯やりながらご覧になってはいかがでしょうか。

アマゾンプライムで観られます。

ワイルド・ギャンブル(字幕版)

俺たちに明日はない

俺たちに明日はない

俺たちに明日はない

監督:アーサー・ペン

主演:ウォーレン・ベイティ   ‐ クライド

フェイ・ダナウェイ   ‐ ボニー

英題: Bonnie and Clyde 、1968年公開、アメリカ

言わずと知れたボニーとクライド!

若い二人の銀行強盗のお話です。

だんだんと追い詰められていく、ロードムービーですね。

映画の舞台は1930年代で、その時代のアメリカの田舎町を旅する気分も味わえます。

そういえば今日ご紹介した作品はすべてアメリカが舞台ですね。広いですからねアメリカは。日本のロードムービーにも菊次郎の夏とか良作は結構ありますが。

車を盗もうとしていたら、その家の女に声をかけられて、一緒に銀行強盗の旅に出る。

いいですね。

こんな女と一緒に何もかも捨てて、旅に出られたらさぞかし楽しいでしょうね。

人間には(特にギャンブラーには)どこか破滅願望のようなものがあって、堕ちるところまで堕ちてみたいと思ったりもするのですが、本当に堕ちて、社会の埒の外をアウトローに生きるようになると、その時は良くてもいずれはツケがまわってくるもんだよな、というようなことも考えさせられたりします。

結構な数の人を殺しているのですが、なんだかほのぼのとするのは、カントリーミュージックのBGMの影響でしょうかね。

映画の中の二人に感情移入して、束の間現実を離れつつの酒でも飲んで、現実社会では踏み外さないでおきましょうか。

U-NEXTで観られます。

+1 坂上忍流ディープな夜遊び

これは映画ではなくて、バラエティですが、アマゾンプライム見放題で観られます。

正直、ヒルナンデスの坂上とか無責任で、高いところから言うだけのエラソーなコメンテーターで嫌いだったのですが、これを見て彼への印象が変わりました。

「呑む、打つ、買う」 を国内、海外と、カジノに競艇、マニラのフィリピンパブにすすきののキャバクラと、旅をしながら遊びまわるのですが、特に初っ端のマニラは面白いですね~。

コロナ渦では到底できない遊びですが、だからこそ昔を懐かしんで!?お家で呑みながら見るのもいいかなと思いますよ。

坂上ということで期待していなかったのですが、意外や意外、めちゃ面白くて、一気に数日で全シリーズ見てしまいました。


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